よく、私の仕事が看護師だというと、「いいね~」「給料高いでしょ?」 とか言われる。
正直、え? です。何故ならどちらも当てはまらない言葉だから。
看護師って、誰かのために自分の心身削って働いているから、正直ストレスは沢山。
おまけに医師に怒られたり、お局に嫌味を言われたり。言われるばかりではなくて、患者さんの下のお世話や、入浴介助。 私がお風呂に入りたい。
ホワイトなようでブラックな病院だったり。
ある人に言われた言葉が、「看護師があなたにとって天職だと思う。職場を変えても看護師は続けたほうがいいよ。」
天職だと言ってくれたことはありがとう。
でも、今後の仕事については言われたくない。
これから書いていく内容は、私の愚痴ではないです。
資格に縛られてるな。と思った事をキッカケに思ったことです。
看護師の資格があるだけで、仕事は看護をしなければいけない。
なんてことはない。好きなことをしたり、看護師以外の仕事だっていいじゃない?
つまり、病院での勤務がツライなら病院以外の訪問看護だったり、保育園での勤務だったり、働くところは沢山ある。
美容が好きなら美容看護だっていいだろうし、
旅行が好きなら、ツアーナースだって良いと思う。
極論、看護師じゃなくてもいいんじゃない?とも思います。
看護師って結構縛られてる?
看護師って資格があるだけで、日常生活でも縛られてるなーと思うことってあるんですよね。
で、看護師って看護師の枠しか知らない感じだから(私がね。)他に転職と思っても怖いと感じてる。
私にとっての縛られてるなーと思う事は、=不都合に感じる事であって、それをいくつか上げてみました。
看護師の日常生活での不都合
看護師の資格を持っていることでの日常生活での不都合を上げるとしたら
・子どもの通院や入院で、医師からの説明を受けるとき、看護師だから話は分かるよね?と説明を端折られる。
・入院患者の家族に看護師がいるときの緊張感。逆のパターンもあり。
・看護師だからって理由で新人や学生を付けられがち。
・友達などに、具合が悪い症状をうんぬん言われ病院言ったほうがいいかな?って聞かれる。
・明るい髪色やネイルが出来ない。ごつい手先だと、手先だけ男前だったりする。
1つずつちょっと解説しますね。
・子どもの通院や入院で、医師からの説明を受けるとき、看護師だから話は分かるよね?と説明を端折られる。
実際にされたことあるんです。大きな病気ではなく、ただ胃腸炎からの脱水で。血液検査の結果や、今後の治療について説明を受けたときに医師から言われたひと言が、「お母さん、看護師さんですもんね?なら話は速いです。」
この後からの説明は、まあ端折られる。申し送り状態でした。(笑)
・入院患者の家族に看護師がいるときの緊張感。逆のパターンもあり。
入院患者さんの家族に看護師がいて、その看護師が来た時の緊張感。新人の頃の出来事でした。ただその方は優しくて、私が緊張しているのも分かったようで、とても親切な方でした。私もそうなりたいと思ったりしたのを覚えてる。ただ、逆パターンはなんとも言えない。
祖母が入院してお見舞いに行ったとき、緊張はしなかったけど、「看護師さんって言ってたお孫さん?」って言われて嫌だった。(笑)堂々と出来るようになりたい。コミュ障ってこのことなのかな。(もう何の話。)
・看護師だからって理由で新人や学生を付けられがち。
出産で入院したときに、長男・次男ともに学生や新人でした。
長男の時に学生がついて、全然眠れなかったのが嫌で、次男の時は学生は申し訳ないけどお断りさせてもらいました。そうしたらもれなく新人がついてきましたよ。 ん~。私のお断りとはどこへ??
・友達などに、具合が悪い症状をうんぬん言われ病院言ったほうがいいかな?って聞かれる。
や、具合悪いなら素直に病院行っていいと思うし、相談できる余裕あるならまだ様子見てていいんじゃない?とも思う。ぜひ自分の体と相談してほしい。
やばいと思ったら病院いこう。
・明るい髪色やネイルが出来ない。ごつい手先だと、手先だけ男前だったりする。
明るい髪色や、インナーカラーとはハイライトとか憧れるんです。でもなかなか出来ないんですよね。ネイルなんてもってのほかで、インスタとか見てスタバもって手だけ写ってる写真とか撮ってみるけど、その手が男前に見える。
看護師だからって縛られなくていいと思う。
だから(だからって事もないけど)、看護師の資格にだけ縛られるのはもったいない。
やってみたいことも沢山あるなかで、夜勤やってたら生活リズムが崩れやすいし、出来ることも出来なくなるんじゃないか?と思う。
看護師だけがあなたにとっての仕事ではない。思い切って畑違いなところでも全然ありでしょ。
それでも行動できない。
今まで資格にかけたお金がもったいないと思う人は、それは違うと言いたい。
これからの人生、嫌だと思う事をし続ける方がもったいない。
思い切った行動も時には必要。
看護をツライと思う看護師が減りますように。