- 子どもが全然勉強しようとしなくて大丈夫か心配。
- 何回も勉強しなさいって言ってるのにな〜
子どもに勉強してほしいけれど、なかなか勉強したがらないですよね。
口酸っぱく勉強しなさいとも言いたくないのに、将来が心配でついつい言ってしまうのではないでしょうか。
私自身が元看護師ですが、学歴のことで後悔していることもあります。
自分も勉強しない子どもだったけど、看護師になりたくて勉強頑張ったのは看護学生の時だけ。
ギリギリ入れたのが看護の専門学校で、正直勉強を頑張りだしたのが遅かったなと後悔している。
この記事では、
- 勉強しないことで困ること
- 勉強しないことで将来にどう影響するのか
- 学歴は必要か
といったことについて解説しています。
サクッと読みたい方は、目次の読みたい項目をタッチしてください^^
子どもが勉強しないことで将来どうなる?
子どもが勉強しなくて、大人になった時大丈夫なのか心配になりますよね。
ですが具体的に、勉強しないことがどのように影響してくるのでしょうか。
格差社会での影響
格差社会とは、簡単に一言で言うと不平等な社会。
収入のある人はどんどん収入が増えて、逆に低収入の人はずっと低収入だとか、そんな不平等な格差があるのが現実です。
看護師でも同じ職種のはずなのに、大卒か専門卒かでも収入が普通に変わってしまいます。
労働時間の割に収入が低い
自分の働ける時間いっぱい労働時間に充てていたのに、収入が思うように入らない場合も。
学歴だけで収入が決まるわけではないですが、企業で働いていると学歴が一つの目安になる場合も少なくありません。
実際に看護師でも専門卒か大卒かで収入に差があるのが一般的でした。
専門卒看護師の方が大卒看護師よりも仕事ができていたとしてもです。
なりたい自分になれない
勉強していないと、将来の選択肢は自然と狭くなってしまいます。
この仕事をしたいと思っても、大学へ進学しなければなれないことも。
通信の大学もあるので、目標ができてから努力するのもいいかもしれませんが、その仕事ができるまでは同年代の人よりも遅れることになります。
慌てて勉強しても、周りの子より出遅れてしまいます。
子ども自身があの時頑張っていたらよかったと思っても、その時間は取り返せません。
勉強しないことで困ること
将来どうなるか?と言った話とも共通する部分もありますが、要チェックです。
日常生活で困ることが出てくる
普通に生活していると、もちろん買い物をする機会もあります。
小学校の算数レベルで買い物はできますが、割引とかパッと分かりますか?
他にもふとした時に出くわす見たことはあるけど分からない漢字とかもそうです。
社会に出ると、今まで聞いたことのない名前の人に出会うこともありますが、分からないと失礼にあたることだってありますよ。
教養が身につかない
勉強をしないことで物事の理解が苦手、またはできない状態になってしまうことも。
大人になってからも、知らなかったなんてことがたくさんあるはずです。
考えたり理解することが必要な場面で、その力が身についていないなんてことも。
交友関係が広がらない
進学するたびに今まで知らなかった人たちと出会うことになりますよね。
大学や専門学校まで行けばまた新しい友人ができるかも。
いろんな場所・環境に入ることで自然と交友関係は広がっていきます。
将来の選択肢が少ない
もし将来の夢があるならそれに向かって勉強したりしますよね。
しかし夢もなく、勉強もしない状態で成長すると、いざしたいことが見つかっても実現できないかもしれません。
また、勉強していたら知ることのできたことも勉強しないことで知らないまま。
知っていることが多い方が選択肢は自然と増えますよ。
低い自己肯定感
せっかく頑張っても、勉強ができないことが恥ずかしいと感じる場面が出てくるかも。
勉強ができることが全てではありませんが、勉強の仕方を知るだけで何でも応用が効くはずです。
しかし、勉強をしてこなかったことで勉強の仕方がわからないので、結局何かに挑戦しようとしても手が止まってしまうなんて状態になりやすいです。
勉強方法が分からないまま大人になる
勉強をしていたら、コツコツ積み上げることでどんな結果が出るのか知らないうちに理解できているはずです。
勉強の仕方がわからないまま大人になると、何かに挑戦したくてもどうしたらいいのか分からずに断念したり、気付いた時には逃げていたりすることも。
学歴は必要?低学歴で苦労すること
学歴は正直、少なからず必要だろうと考えています。
一般企業に就職すると、学歴があった方が有利なことも多いからです。
低学歴ではどうでしょうか?低学歴で苦労することを紹介します。
低い収入
自分で起業して成功しているならばそれでいいのでしょうが、一般企業などで働いているとどうしても同じ仕事内容なのに高学歴の人の方が高い収入をもらっていることもあります。
さらに、低学歴だが仕事のできる人と高学歴だけど仕事のできない人を比べても仕事のできない高学歴の人が収入が高い場合だってあります。
このように、同じ仕事をしているのに悔しい思いをすることもあります。
マウントされる
なぜか高学歴なだけで見下してくる人がいます。もちろん、学歴だけで人のことを見てはいけません。
学歴しか見ない人にはなりたくないですが、このことで苦労する場面も出てくるのが現実でもあります。
学歴だけで人のことを判断できないけれど、一つの基準になることもあります。
第一印象が良くない
テレビでもよく〇〇大学卒業などと聞けば、それだけで羨ましがられたり褒められたりしている人を見かけることもありますよね。
そのことからも分かるように、高学歴の方が第一印象がいいと言えます。
子どもが勉強するように?!対処方法
親も一緒に取り組むことを習慣に
子どもが勉強をするときは親も一緒に何かに取り組むようにしてみましょう。
実際に我が家でも子どもが勉強している間、私もPCで作業したり手帳を書いたりしていますが、子どもも一緒に勉強に取り組んでくれるようになりました。
勉強したことを肯定する
勉強をしたことに対して当たり前ではなく、肯定する言葉をかけてみましょう。
- 勉強がんばったね!
- えらいね〜
- (短時間しか勉強しなかったとしても)すごいね〜、これだけでも出来たんだね!
褒められて伸びるタイプはきっとみんな当てはまるんじゃないかな?
褒められたら嬉しいですよね^^
他の子と比べない
他の子と比べても何もなりません。逆に子どものやる気を奪ってしまうことにつながります。
何で勉強できないの?何でしないの?などとは言わずに、子どものことを信じてあげるのも大切かもしれないですよ。
ただ、信じているからといって全く勉強しようとしない子どもを放っておくことは良くないでしょう。
まとめ|子どもの将来のために習慣にしよう
子どもが勉強できないことをそのままにすることで、
- 日常生活の中で困ることが出てくる
- 自信がつかない
- 将来の選択肢が少なくなる
学歴だけが全てではありませんが、勉強することは大人になってから生活していく練習でもあります。
なので、子どもが勉強の習慣を身につけることは大切です。
勉強の習慣をつけるためには、
- 1日5分でも学習と向き合う
- 勉強する環境を整える
- 分かりやすい教材を使う
これらのことが必要になってきます。
- 机の上には勉強以外のものを置かないで集中できるように
- 勉強中は親も一緒に何かに取り組む
- 子どもの興味の持てるドリルなどの教材を使用する
これらのことを実践し、少しずつ習慣をつけることができます。
もし教材選びで迷っている方がいれば、こちらの記事を参考にしてみてください。